ProFTPDを使おう

FreeBSD って、付属で ftpdが付いています。
とくに何も考えず

# vi /etc/inet.conf

ftpコメントアウト解除して

# /etc/rc.d/inetd restart

すれば、ftp がとりあえず使えます。

とくに問題ないと思っていたのですが、
あまりパソコンの詳しくない友人から、ファイルを受け取るときに、カタカナの「ソ」を含むと手を付けられなくなります。

Shift_JIS にファイル名に問題があったのですが、こういうのはサーバ側で対応すべきだと思ったので
ProFTPD を使用することにしました。

# cd /usr/ports/ftp/proftpd
# make install

PASV環境で使いたいのと、chrootされた環境で使うように proftpd.conf を編集します。

DefaultRoot ~

# 外から接続するときのドメイン
MasqueradeAddress example.com
PassivePorts 60001 60010

あとは、inetd.conf の ftpコメントアウトして、proftpd 立ち上げるだけです。
ちょっとうれしかったのが、/etc/ftpuser のユーザアクセス制限を proftpdが参照してくれるところです。


そういえば、以前の職場で、FreeBSD 付属の ftp を使用していたのが原因で
文字化けした日本語ファイルが削除できなくなったりしてました。

たぶん、ftpソフトが原因だったと思います。