Jail で Zenoss

Zenoss という、ノードとかネットワークとかを監視するソフトが
なかなかよさそうだったので、インストールしてみた。


ただし、まだまだベータ版。
インストールは Linux だとパッケージでできるらしいので
FreeBSD 7.1-PRERELEASE の JAIL の中にしてみました。

  • まず、zenoss ユーザを作る
    • シェルは csh 。最近、好きになったので。

# adduser zenoss

setenv ZENHOME /usr/local/zenoss
setenv PYTHONPATH $ZENHOME/lib/python
setenv PATH $ZENHOME/bin:$PATH
setenv LD_PRELOAD /lib/libcrypto.so.5

  • あとは、ディレクトリを適当に作って、svn で開発版の zenoss を取ってくる

$ mkdir /usr/local/zenoss
$ chown zenoss /usr/local/zenoss
$ svn co http://dev.zenoss.org/svn/trunk/inst zenossinst

  • そして、MakefileFreeBSD 用に修正する
    • その1 NAGIOSLIBS=-ldl を NAGIOSLIBS=-lc に変更

$ cd /usr/local/zenossinst
$ vi GNUmakefile

  • NAGIOSLIBS=-ldl
  1. NAGIOSLIBS=-lc

ここで、Nagios ってのが出てくるので、Nagios プラグインが使えることに気づく

$ vi build/wmi-0.1.12/Samba/source/lib/replace/autoconf-2.60.m4
(以下の 3 つをコメントアウト)

# AC_REQUIRE([AC_GNU_SOURCE])
# AC_REQUIRE([AC_AIX])
# AC_REQUIRE([AC_MINIX])

ここは、ハマった

  • mysql 上に データベースとユーザを作っておく
    • 以下は データベース名 events ユーザ:パスワード zenoss:zenoss

mysql> CREATE DATABASE events
mysql> GRANT ALL ON events.* TO zenoss@localhost IDENTIFIED BY "zenoss";

$ ./install.sh
質問がいろいろ出てくる(データベース名のデフォルトが events でした)

  • この地点では、syslog 管理が動いてくれない。
    • FreeBSDsyslogd を起動しないようにしないと、zenoss から syslog が起動しない
  • さらに、zenoss の socket 関連に スティッキービットをくっつける

# chown root:zenoss /usr/local/zenoss/bin/zensocket
# chmod 04750 /usr/local/zenoss/bin/zensocket

以上でインストールは完了。

  • 中途半端に起動してるので、zenoss を再起動

$ zenoss restart

  • プロセス状態の確認は status で

$ zenoss status


でも、8080ポートに接続したら、Web上から status とか見れるよ。